どの民族も 現代社会と共存するためのスタイルを確立してきている. 世界は変わりつつあるのかな!?
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[南エチオピア秘境]驚異の民族に出会う旅

独自の文化、習慣、伝統を持った少数民族と出会う旅. 南エチオピアでは, 北エチオピアとは異なる魅力に溢れています

ツアー日程 スケジュール

【ツアー会社】 マサイ(個人名)
【参加日時】2018年6月16日 – 6月19日(4日間) (世界一周7ヶ国目 エチオピア)
【料金】1日 30USDドル x 4 = 120USD(約13,200円) ホテル代、ご飯代別
【当時のレート】1 ETB[ブル](Ethiopian Birr) = 4円 2018年6/5 – 6/20

6/17(日) ムルシ[Murshi]族巡り
移動 : ジンカ[Jinka] -> ムルシ[Murshi]村 -> トゥルミ[Turmi]村
宿泊 : トゥルミ村

– ムルシ族にかかったお金 –
ムルシ村[Hamer]入場料 : 400ブル = (1600円)
ソルジャー料金 : 100ブル = (400円)(1グループ)
写真チップ: 5ブルx人数分 = ?????


ジンカ村[Jinka]

6/18(月) マーケット開催日 ハマル族[Hamer]巡り
移動 : トゥルミ[Turmi] -> ハマル[Hamer]村
宿泊 : ハマル村

– マーケット&ムルシ族にかかったお金 –
ジンカ マーケット入場料 : 200ブル = (800円)
ハマル村[Hamer]入場料 : 200ブル = (800円)
写真チップ: 5ブルx人数分 = ??? [マーケット内]


ムルシ[Murshi]村

6/19(火) ダサネチ族巡り
移動 : ハマル[Hamer]村 -> オモラテ[Omorate] -> コンソ[Konso]
宿泊 : コンソ村

– ダサネチ族にかかったお金 –
600ブル = (2400円)
・オモ川を渡りダサネチ村へと向かう. 合計金額は往復のボート代, 村入場料, 写真チップ全て込の値段になる(ガイドと話し合い事前に全て支払い)


ハマル[Hamer]村


エチオピアは, [アディスアベバ]から南下して[コンソ村]へコンソ村はエチオピア南部の少数民族の村々を巡る際に必ず通る拠点の村

この日程は, ガイドのマサイと話し合い, 見たい部族を挙げた中で効率のいい回り方をしてもらいました!



ムルシ族[唇に皿をいれてビジネスする部族]

部族巡りの中でも圧倒的人気を誇るムルシ族, 下唇にお皿をはめることで有名な民族です. その理由には諸説あり, [奴隷時代に自分を醜く見せ, 奴隷として連れていかれない為にやり始めた] [お皿が大きければ大きいほど男性にモテる]など. 現在は, この”大きい方が男性にモテる”というのはなく, 下唇にお皿をはめることは衛生的に良くないと政府から禁止命令が出ているそうです. ではなぜ現在もその文化が続いているかというと…!?


小さな村で, 1ヶ所に10家庭ぐらいしかありません


観光にはソルジャーの警備がついています[ん,,, 危ないのか!? 理由は後ほど]


この村では, 男性は狩に行き食料を取りに, 女性が家やご飯を作ったり子供の面倒を見るようです. トウモロコシを粉末にしたものが主食となっているようです


ムルシ族の美しい女性達. 彼女達の許可の元, 写真を撮らせていただきました. この村を訪れると, 観光客は速攻囲まれて[フォト!][ブル!(エチオピア通過)]と近寄ってくる. このムルシ族は特に根強く写真代を請求してきます. 1枚5ブル(20円)ではなく, 1人5ブル(20円)という計算. 撮影後, カメラをチェックして何人写っているか確認するのです! 写っている被写体の一人一人に写真代を渡すことになります


さて, これは家族なのかな!? 大人の女性が入ってきました! [フォト!][フォト!]としつこく迫ってきます! 写真を撮りましたが, この一切微笑みがないただのカメラ目線…

質問: さて, 上記写真の写真代にいくら支払いを行なったでしょう!?

写真を撮らせてもらった後, お礼として5ブルずつ左の女の子から5ブルずつ支払っていく.

そして最後の女性に5ブルを渡した瞬間,,, 何と女性が大声を上げる!!!

[10ブルよ!!!] [私には赤ちゃんがいるの! 赤ちゃんも写真に写ってるでしょ!]と.

ぇ… 確かに女性は赤ちゃんをオンブしていたが(写真だとほとんど見えていない), 何なんだこの商売根性は…

[金くれ, 金くれ, 金くれ!!!] 流石にうるさいので, 最後の女性には仕方なく10ブル渡すことに

回答: 5ブルx3 + 10ブルx1 = 約100円

たかが100円と思う人もいるかもしれませんが, もし5枚撮れば500円, 10枚撮れば1000円…

観光客を金ヅルとしか考えていない精神, ウンザリしてきます

質問: さて, 写真代を拒んだらどうなるでしょう!?

回答: これは正式な答えはありませんが, このムルシ族はガイドから凶暴な種族と聞きました. 観光客とお金を巡るトラブルも多々! 襲いかかってくることもあり, そのためにガイド + ソルジャーがいるそうです. このソルジャーは民族と観光客が良好な関係であるように見張る, そう言うわけですね!


この商売システムに呆れかえって呆然としていたところ, 友達が一緒に写真を撮ろうと誘ってくれました! 声を掛けてくれてありがとう!

ムルシ族まとめ
ムルシ族はとてもインパクトがある民族の一つです. 唇に穴を開けてお皿をはめ込むスタイルは, まさにテレビの世界がそのものでした! しかしその民族を見ようと多くの観光客が訪れ, 完全にビジネスのために出来上がった村と感じる程でした. 生活がある訳なので, お金が関わるのは仕方のないことだと思います. そう思った上で観光することをお勧めします.

想像以上に商売根性が凄く, 写真を撮るのを躊躇してしまった自分がいました. あまりいい写真が取れなかったのが後悔;;

ハマル族[成人儀礼の傷跡が残る部族]

トゥルミ[Turmi]はエチオピア南部の部族が集まる大きな街の一つである. 毎週月曜日に行われるマーケットに出稼ぎや買い物に様々な民族が集まります[2018年現在] その中でも一際目立つハマル族という少数民族がいます. ハマル族は成人儀礼として伝統的な儀式があることでも有名である!

男性: 成人儀礼として, 並んだブル(雄牛)の背中をジャンプして飛び移っていく[通称ブルジャンプ]という儀式がある.

女性: 女性の成人儀礼は,,, 背中をムチで打たれハマル族のフィジカルの強さを証明する. ムチ打ち[ウィッピング(Whipping)]というものだ. 女性は強くたくましい民族として, 家事はもちろん, 家畜の世話など肉体労働は全て女性が行う習慣がある. 背中の傷が深いほど強さの証明になるのだ.


トゥルミ[Turmi]マーケットに集まる民族達. カラフルな服装でボブぐらいの短い髪の女性がハマル族になります


遠くから風景を撮影するように撮る分には無料ですが,,,


被写体が入るような写真を無許可で撮ろうとすると… 揉め事になります! ガイドは気にせずに取っても大丈夫だよ! みたいな言っていますが(笑


ハマル族の女性は、ギャザーを寄せたひらひらフリルのヤギ革のスカートをはいているのが特徴になります


そして, ムチ打ち[ウィッピング(Whipping)]を受けた女性の背中. とても痛々しそうですが, 彼女達に取ってこれが勲章みたいなものなのでしょう

その後, 牛市場(Caw market)で牛や山羊が競売されていると言うこと耳にする! 当日はハマル族の村で一泊お世話になることになっていたので, 山羊を購入し, そのヤギを捌いて食すことにしました! その様子はこちら↓↓↓

ハマル族まとめ
マーケット開催日は部族のほとんどがマーケットに参加するので, ほとんど村に残りません(たくさんの子供と母親ばかり) ハマルの村には宿泊はしたものの, ハマル部族との交流は子供と母親だけで次の日の朝も会う機会はありませんでした; 村でもっとゆっくり交流ができると思いましたが少し残念; ハマル族の村を訪れるのであれば, マーケットの前日が翌日がいいでしょう!

ダサネチ族[成人儀礼として女性器切除]

オモラテ[Omorate]からオモ川を渡った場所にダサネチ村があり, ダサネチ族が生活を行なっている. この部族は成人儀礼として女性器切除を風習として行なっている. 切除はナイフや鋭い石などが使われ、麻酔や鎮痛剤無しで行われることが多いとのこと 想像するだけで痛々しい…


ダサネチ村に向かうオモ川. アマゾン川のような濁った川で


ボートで渡ると聞いていましたが まさかの木彫りボートです! この頼りないボートで向こう岸まで!


そして辿り着くダサネチ村 何とこの村には500人弱の部族が住んでいるそうです! かなり大きい民族グループになります


結婚式のための準備, 男性はこのように頭にペイントして結婚を祝うそうです


家を作っている最中. このダサネチ族も女性が重労働を行なっています


お母さんと子供, [これが私の子供よ!写真撮って!]と, 写真を撮って見せてあげるとすごい喜んでいました! お母さんの顔も自然な笑顔で他の民族と全然距離感が違う!


子供同士で遊んでいたり


写真を撮ってると子供達が集まってきたり 人懐っこい!!!


こんな子供が


こんな風に成長します!


家族内の写真にもお邪魔させてもらいました!


楽しい時間もあっという間に終わる. 別れの際は, 子供達が見送りにボートの場所まで来てくれました! 何となく寂しそうな子供達,

ダサネチ族まとめ
オモラテのダサネチ族はルールが特殊で, 村に200ブル払えば写真取り放題なので自然な写真をたくさん撮れます. 村に支払いをして, そのお金がどう使われるかは分かりませんが, 子供がお金を受け取るという習慣がないので, 観光客は遊んでくれる素敵な人!という認識があり, 懐っこくて楽しい時間を過ごすことができました![2018年6月現在] 因みにオモラテ行く場合はパスポート必要だから忘れずに!

感じたこと まとめ

マーケットに行くと, その近くの色んな民族が集まっているので村を尋ねるよりたくさんの民族を見ることができます!

マーケット自体の写真はフリーで撮れますが, 民族の誰かが被写体になるような写真とか, 民族の人に気づかれたら怒られることもあります

マーケットにいる誰かを個人手にとる場合も, 村を尋ねる際と同様に1人につき5ブルを払うシステムがあります.

そして村に行って写真を撮る際, エチオピアの民族はほぼ笑いません. なので自然な写真は全然撮れないことも多い. みんなカメラ目線の硬い写真になります.

一枚の写真に10人いたら、割引交渉は出来るかもしれませんが, 50ブル(200円)を払わなきゃいけないということになります(笑

[The民族!!!]という感じの民族は, ハマル族ムルシ族.
しかし, どちらも商売っけはすごい… ダサネチ族はとても人懐っこいので, 子供と一緒に遊んだりするのもとても楽しかったりします!

そして最後に…

民族の写真をInstagramにあげたところ,,, 方針にそぐわないとかで削除されました; 多分, 女性のある部分が出てるのがまずかったのでしょう. 裸体が写っているのは利用規約違反 アカウント自体が削除されなくてよかったと思います;;

マサイツアー
何だかんだ様々な体験をできた4日間, このツアーを遂行してくれたマサイに感謝の気持ちを申し上げます

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マサイの携帯番号↓
(+251) 909749907 (※251はエチオピアの国番号)
普段はエチオピアのアルバミンチに居るそうです
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部族のことならマサイに!!!

もしこの記事を読んで部族ツアーに興味を持ち, 部族巡りをしたいと思った方, 是非彼に連絡してみてください!

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カテゴリー: 観光体験エチオピア

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