マーケットで山羊を競り落とす
エチオピア南部にあるトゥルミマーケット(様々な民族が決まった曜日に集まり, 野外でローカルのマーケットが開かれる)で牛や山羊が競売されていると言うこと耳にする。その名も牛市場(Caw market)。当日はハマル族の村で一泊お世話になることになっていたので、山羊を競り落とし, 捌くところからこの目で確認し、実際に食そうと、日本ではなかなか体験できないことをすることにしました。それでは山羊を競り落としに!!!
競売に掛けられている牛が集まっています。値段は100〜200USDだった気がします(安い!!!)
競売に掛けられている山羊。大人の山羊も子供の山羊も値段は変わらずほぼ均一、なので大人の山羊を購入することに。話し合いの末、50USD(約5500円 2018年6月現在)で競り落としました
山羊の丸焼きを食す
ハマル村に着き一休み。本当はこの村でハマル族と写真を撮ろうと思っていたのですが、マーケット開催日は部族のほとんどがマーケットに参加ているので、村にはほとんど人がいませんでした(たくさんの子供と母親ばかり)。この日はハマルの村には泊ったものの、ハマル部族との交流は子供と母親だけ、、、次の日の朝も会えなかったのが非常に残念でした… ですので、民族の村に訪れる際はマーケット開催日以外がお勧めです
夜になり山羊を裁き始めます。子供は興味津々でずっと眺めていました。日本とは環境が異なり、こういう環境には慣れているのだと思います
そして山羊の丸焼きを始めます!!! 日本でも豚や羊の丸焼きは見たことがあると思いますが、山羊の丸焼きは珍しいと思います
実食!!! 山羊皮はパリパリして, 外側の肉は肉厚があり柔らかくとても美味しかったのですが、内側は生焼けだったか少し生臭く脂身などは噛みきれませんでした。ただ、一言で表せば美味しい!!! 小学生みたいな感想ですが他に言葉はありません。この体験を通して感じたことは、人間(動物)は食べることなしに生きることはできません。動物を殺して食べるのは可愛そうと思う人もいるかもしれませんが、動物の世界でも肉食動物がいます。僕が一番大切だと思うのは”味わって食べること”。提供された食事を感謝しながら食べるって大切なことだなって思います。日本語には、”いただきます”, “ごちそうさま”という言葉があります。当たり前のように発している言葉かもしれませんが、日本人としてこの言葉を大切にし, これからも生きていこうと思っています