[スーダン料理とは]

スーダンの主食はパンになり中東と同様にフェッタ(fatta)パンがよく食されます。また、羊と牛が多く飼われていることから乳製品が主要な栄養となります。一般的によく食べられている料理にも焼いた肉のケバブが挙がり、ケバブとフェッタは日々欠かせない料理コンビネーションの一つになっています。

【スーダンの一般情報】
首都:ハルツーム
面積:188万平方km(日本の約5倍)
人口:4053万人
言語:マレー語(母国語), 中国語, タミール語, 英語
宗教:イスラム教(北部アラブ系),キリスト教(南部),伝統宗教
通貨:スーダン・ポンド
その他:スーダンは2011年 独立を求める内戦勃発によりでスーダン共和国と南スーダン共和国に分離。しかし独立後も、南スーダンは政府と反政府勢力が衝突し内戦/紛争に発展している

出典:外務省

ムラー(Mullah)

ムラー(Mullah)はスーダン発祥のローカルシチューになります。 食材や味付けは家庭によって様々ですが、スーダンで主要食材の一つのトマトベースに玉ねぎ、ニアイミヤ(スーダンのスパイスミックス)で味付けされています。肉は牛や仔羊、内蔵脂肪や肝臓部分もよく使用されます。

アシーダ(Asseeda)


アシーダ(Asseeda)とは、ライ麦と水を練り混ぜたもので英語でSudanese porridgeを意味しスーダン風のお粥になります。 通常はムラー(スーダンのローカルシチュー)と一緒に提供されます。味は無に等しく食感はオーツ麦を粥状に調理したものに似ています。パンが主食のスーダンになるので普段はあまり食されず、ラマダンの月や結婚式のお祝い、宗教的行事など特別な機会に提供されることが多いとのことです。スーダンに足を運んだのが丁度ラマダン最中で、断食後の夕食時にフラフラ外を歩いていたら現地の人に呼ばれてご馳走してもらいました。旅行者がアシーダ(Asseeda)を食べれるのはかなり運がいいかもしれません

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カテゴリー: 宗教世界料理

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