アムリトサル シーク教の聖地

インドにある様々な聖地の中で, 国民の約2%を占めるシーク教の聖地が[アムリトサル]になります. 四方を水に囲まれ, 黄金の輝きを放つ寺院[黄金寺院(シュリ ハリマンディル サーヒブ)]がシーク教の総本山です.
平均して1日に10万人分もの食事を提供する食堂や巡礼宿(無料)もあり, 人類みな平等という信仰心を持つシーク教は, 異教徒でなくでも歓迎してくれます


アムリトサルの町並み

シーク教とは

シーク教は1469年発祥の世界で最も新しい宗教. シーク教の教義は神は唯一, 人類みな平等というものです. シーク教の聖典[グル グラント サーヒブ(Guru granth sahib)]を基に, 男性は頭にターバンを巻き, 手には剣というスタイルになります


大きなターバンを巻いている人は人々から尊敬され, 出会う人から深い挨拶を受け取っていました

神秘的な黄金寺院

敷地内の中心に黄金色に彩られた寺院がある. 池の周りの広場は建物で囲まれており, 中には宿泊所, キッチン, 食堂などがある. 黄金寺院は120m×150mの人工池の中央に浮かぶように建っており、池と一体化した景観が特徴である. この池は[アムリタ・サラス(不死の池)]と呼ばれ, 多くの巡礼者が沐浴を行っている 出典 : wikipeida


黄金寺院内にキッチン, 食堂, 奥に見える白い建物が宿泊施設になる


宿泊施設, 事務局が隣接されている建物


夕暮れ時には黄金寺院前に長蛇の列が見えてくる, 黄金寺院内に無償提供される食堂があり, 食事を目当ての列になる


ライトアップされる黄金寺院は神秘的

毎日10万食を無償提供する黄金寺院

インドにあるシク教の総本山・黄金寺院では、毎日10万食におよぶ食事が無料提供されている. 無料食堂はランガール(Langar)]と呼ばれている. ランガールがある理由は, 人はみんな平等だとう考え方, カーストや身分, 貧富の差など関係なく, 同じ場所で同じ食事を分け合って食べる場所として提供されている


無料食堂[ランガール(Langar)]での食事方法
1. お皿おじさんから食器と食具を受け取る
2. 定位置に座り食事が配られるのを待つ(みな平等, 同じ場所, 高さで並んで食べるのが重要)


大きな鍋で調理が行われている(調理場も見学が可能)


ボランティアの方々が食事の準備を行ってくれている


食器を洗うのも全てボランティアの方々


食器と食具を受け取り食堂へ向かう


定位置に座り食事が配られるのを待つ


食事内容:ダルカレー(豆), ご飯, チャパティ, カボチャ? 質素な内容だが, 毎日無償で提供しているとは驚きである

映画『聖者たちの食卓』でも紹介されている

無償宿泊施設

アムリトサルはパキスタンとの国境手前にある場所にあり, 陸路で国境を渡る数日前, ここアムリトサルにて宿泊をさせていただきました. 異教徒である私たち旅人にも, 無償で提供してくれた感謝の気持ちは今でも心に残っています


宿泊施設に加えて病院なども設置されている様です

アムリトサルでの出会い

アムリトサルに滞在, 巡礼しに来る人はとても純粋な人が多く, [是非写真を撮ってほしい!]とお願いされることもしばしばありました. 撮った写真をお渡しすることはできませんでしたが, ネット上で見かけてくれたら幸いです


お父さんと娘さん, お父さんムッキムキでびっくり!!!


格闘家 魔裟斗似の子供 シーク教は子供でもターバンをしっかり巻く様です


アムリトサルで出会った旅人


ターバンを貸していただき みんなで記念撮影

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カテゴリー: インド

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