目次
フラッグ セレモニー
アムリトサルから約30km離れた町アターリー(Attari)はパキスタンとの国境. インドとパキスタンの間で外国人が唯一越えられる国境になります. この国境では1959年から日没1時間前に[フラッグセレモニー(国境閉鎖式)]が行われ, 両国の国民や観光客が集い, 国歌や掛け声を掛け合って応援合戦のように大いに盛り上がります.
セレモニー前のダンス:ライブコンサートの様に盛り上がります
フラッグセレモニー(インド側)
インド側の雰囲気
フラッグセレモニー(流れ:インド/パキスタン共通)
国歌や掛け声を掛けあう際, インド側では [Hindustan(ヒンドゥスターン)]と聞こえてきたら 国民全員で[Jan Hind(?):万歳]と叫びます! この際, 拳を上げて自国をアピールします! この場にいる限りは, 自分はインド人側と考えて思いっきり盛り上がらないと周りから白けられるかもしれません…笑 カシミール問題などで緊張状態にあるといわれている両国, こういうセレモニーを体験すると, そんなことは嘘のように感じられます
アムリトサル -> アタール(パキスタン国境へ)
アムリトサルからワガにはオートリキシャで1時間弱でほど. 日没1時間前に国境セレモニーが始まるので, 始まる1時間前には到着するように国境へ向かうのを心掛けたほうがいいです. 国境セレモニー後にパキスタンに渡ることも可能
インドルピーが不要な場合, なるべくインド側で使い切ったほうがいいです. パキスタンでインドルピーの価値は低いので, パキスタンでの両替は米ドル, またはATMから引き出すのが一般的です
国境の荷物チェックは世界各国を渡った中でも厳しいと感じました. パキスタンは, 各地域でテロ事件が頻発するなど国情は緊張しています(アフリカ, 中東の陸路国境超えは荷物検査が厳しい国が多いです) 国境の役人の評判がかなり悪いという噂がありましたが(インド側での荷物検査の際は荷物を抜かれないようによく凝視しておくこと) 特に何もありませんでした. 国境の役人に問題があるのは, 他アジア, 中南米, アフリカなどでもよく聞かれることです
そして国境を渡るだけではっきり分かる宗教の違い, インドのヒンドゥー教, パキスタンのイスラム教. 男性の衣装はシンプルになり, 女性の露出/外出頻度が下がってきます
服装については, パキスタンでは強制されることはない様です. 男性は半そで半ズボンでも問題ありませんが, 女性は一応身なりを気を付けたほうがいいかもしれません
インドからパキスタンへ, 文化と歴史に触れ, 桃源郷と呼ばれるフンザで自然を肌で感じていきたい