メキシコ最大の古代都市遺跡テオティワカン

メキシコシティから約50km北にあるテオティワカン遺跡は, 1987年に世界文化遺産に登録されたメキシコ最大の古代都市遺跡

神殿や施設が残っていることから, 神々が計画的に創造した宗教都市とされている. 周りを山に囲まれた盆地で現在のメキシコに存在した文明となる.

テオティワカンはアステカ神話に登場している. 四番目の太陽が姿を隠すと(時代の消滅), 神々たちがテオティワカンに集まり新しい太陽を作って再び世界を復活させようと相談し, 現在の世の中が生まれたとされる

豆知識

  • テオティワカンはメキシコ先住民のナワトル語で[神々の都市]という意味
  • 神殿や施設が残っていて宗教都市とされているが, 発見当時にすでに廃墟だったため謎が多い
  • テオティワカンはアステカ神話に登場している
  • 紀元前200年-600年(約800年間) 繁栄 最盛期の人口は20万人
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    月のピラミッドから見下ろした遺跡全体の景色

    テオティワカン アクセス方法(メキシコシティから日帰り観光)

    メキシコシティからテオティワカンへはバスで約1時間

    基本情報
    ・テオティワカン
    ・住所:
    ・関連サイト : http://whc.unesco.org/en/list/138/
    ・入場料金 :
    ・休館日 : ???
    ・入館時間 : ???



    登れる巨大ピラミッド

    ピラミッドというとまずエジプトのギザを思い浮かべる方も多いと思いますが, 中央アメリカにもピラミッドがあり, その中で最大規模の遺跡がメキシコのテオティワカンになります。

    テオティワカンは紀元前200年頃に造られた都市で, 最盛期には約20万人を超える人々が住んでいたとされています。700年頃には衰退し廃墟となってしまったこの遺跡ですが, アステカ族が見つけたときに規模があまりに巨大だったため, 人間のものとは思えず「神々の座所」という意味の「テオティワカン」と名付けられました.

    最大のピラミッドである太陽のピラミッドの頂上には祭壇があったものの, 考古学的な調査が行われるより前に, 故意や自然の風化により破壊されたため, 何のために存在していたが未だ謎となっています

    アステカ族が持つアステカ神話内では, このピラミッドに神々たちが集まり新しい太陽を作り, 現在の世の中が生まれたとされています

    入り口手前にあるのが[太陽のピラミッド] 真ん中をつらぬくのが南北4kmに伸びる[死者の道]で、その突き当りに[月のピラミッド]があります。

    太陽のピラミッド

    ティオティワカン東側にある太陽のピラミッド, 世界一大きい登れるピラミッドとして知られている(エジプトのギザにあるピラミッドは登れません/登ることが禁止されています)


    都市の中央に走る死者の大通りがあり月のピラミッドが奥に見えます

    死者の大通り

    都市の中央に走る死者の大通り


    都市の中央に走る死者の大通りがあり奥には月のピラミッドが奥に見えます

    月のピラミッド

    ティオティワカン北側(突き当り)にある月のピラミッド


    月のピラミッドから見下ろした遺跡全体の景色. 月のピラミッドは一番端にあり, 周りにピラミッドが集まっているので, 頂上からの写真がとても画になります

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    カテゴリー: メキシコ

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