エベレスト街道トレッキングとは?

エベレスト街道トレッキングとは、ネパールの「サガルマータナショナルパーク」にある[ルクラ]という町からエベレストベースキャンプ手前の[ゴラクシェプ(5170m)]までトレッキングをすることを言います。エベレスト登頂を目指す登山隊が歩いた道、ということで「エベレスト街道」と名付けられています。
世界で最も人気のあるヒマラヤ地域のトレッキング。 世界中の登山客を引き寄せ、山道、吊橋、地方の村、聖地の山々を通り、辿り着いたその先には、今まで味わったことないような感動を導いてくれるでしょう。念願のエベレスト街道トレッキングへ!!!

トレッキングルート

4/20 トレッキング 1日目
カトマンズ空港まで フライトタイム 7:30 大幅に遅れて13:00
カトマンズ -> ルクラ(飛行機) 標高2800m
ルクラ -> パクディン(トレッキング) 標高2600m

4/21 トレッキング 2日目
パクディン -> ナムチェバザール(トレッキング) 標高3450m

4/22 トレッキング 3日目
ナムチェバザール宿泊(高地順応も兼ねた軽いトレッキング)

4/23 トレッキング 4日目
ナムチェバザール -> ダンポチェ(トレッキング) 標高3900m

4/24 トレッキング 5日目
ダンポチェ -> ディンボチェ(トレッキング) 標高4350m

4/25 トレッキング 6日目
ディンボチェ宿泊(高地順応も兼ねた軽いトレッキング)

4/26 トレッキング 7日目
ディンボチェ -> ロブチェ(トレッキング) 標高4900m

4/27 トレッキング 8日目
ロブチェ -> ゴラクシェプ -> ベースキャンプ(標高5536m) 目標地点!!!!
ベースキャンプ -> ゴラクシェプ(宿泊) 標高5170m

4/28 トレッキング 9日
ゴラクシェプ -> カラパタール(5550M) 目標地点!!!!
カラパタール -> ロブチェ(ここから下り工程)

4/29 トレッキング 10日
ロブチェ -> ナムチェバザール

4/30 トレッキング 11日
ナムチェバザール -> パクディン -> ルクラ

カトマンズ – ルクラ(2827m)

飛行機にてエベレスト街道の起点となるルクラ(2827m)へ向かいます。カトマンズから6:00-8:00発がベストです! なるべく早い時間帯が好ましく、9:00になると飛ばない可能性大!カトマンズ、ルクラ両方の天気が関係してきます。カトマンズが晴れていてもルクラの天候が悪いと飛ばなかったり。逆然り。


その日は、到着先のルクラが天候悪く遅延が続く。朝から一機も飛ばない状態でした。7:30発予定の飛行機でしたが、結局飛行機が飛んだのは13時頃でした。

ルクラ – ナムチェバザール(3450m)

ルクラ(2800m)からパクディン(2600m)まで緩い降り坂が続きます[約3時間]。パクディンからが本格的なトレッキングになり、サガルマータ国立公園内にある最大の街ナムチェバザール(3450m)まで進みます[約6時間]。


ルクラの街には正直何もありません。トレッキング用品が売ってたりしていますが、見向きもせずにパクディン(2600m)まで向かいます。


ですが、一つ注意しなければならないことが、Entrance Fee(2000ルピー)を取得する必要があります! ルクラの街を出るころ辺りにさりげなくTicket Counterと看板がある建物があるので、そこで取得をしましょう。2018年現在TIMS(Trekker’s Information Management System)が廃止され、その代わりとなるのがEntrance Feeになります。 既にTIMSは過去の産物となり、ルクラの街で聞き歩いても知っている人がほとんどいませんでした;


Entrance Feeと記載された紙を受け取ります。この後、チェックポイントで何度も確認される場所があるので無くさず直ぐに取り出せる場所にしまっておきましょう。


パクディン(2600m)までは民家が点々とあり、村人と触れ合いながらトレッキングをするのも一つの楽しみでした。


パクディンを過ぎたあと、今度はモンジョでサガルマータ国立公園の入園手続き(3390ルピー)を済ませる必要があります。
この2つが揃い、エベレストベースキャンプまではどのチェックポイントでも通過することが可能になります。


川沿を進んでいきます。途中でエベレスト(8848m)が顔を出すこともあります。


水分補給もしっかりと!!! 川の湧き水をペットボトルに入れて水の確保をしました。これぞ正しく ザ・エベレストの水です! トレッキングに疲れた身体に癒される自然水。もしかしたらこれが超神水(体の中に隠れ持っている潜在能力を引き出すことができる水)かもしれません。ですが、誰も飲んでいる人はいませんでした(笑


しばらく歩くと、遠方に川の合流点に架かる吊り橋が見えます。この吊り橋が目印で、上段の橋を渡ると急勾配の難関が待ち構えてます。


エベレスト街道トレッキングでは、何度も吊り橋を渡る機会があります。この吊り橋の両端にある旗ですが、これは仏教の5つの色を表しています。 赤:Fire 黄:Land 青:Sky 白:Cloud 緑:forest だそうです


吊り橋を渡ると、どこの山にでもありそうな登山道をひたすら登っていきます。正直景色も変わらないのでカメラ機器類など全部閉まって構わないです(笑 それと、地面を見て頂けると分かると思うのですが、かなり柔らかい砂で、人が通る度に砂埃が舞うことがあります。嫌なこと尽くしの苦痛の時間を過ごしながら、トレッキングを進めていきます。


そしてナムチェバザール(3450m)に到着。BARやスーパー、レストランなどあり、何でも揃う便利な街です。必要な食料、その他雑貨類などあればここで揃えましょう!僕は、ガスカートリッジ・ライター・食料品など購入しました(エベレストベースキャンプで、自分でお湯を沸かしてカップラーメンを食べることを夢見ながら)。そしてこの街には高地順応も兼ねて2泊し、のんびりと過ごしました。

ナムチェバザール – ダンポチェ(3900m)

エベレスト、ローツェ、ヌプツェを眺めながら、タンボチェ(3,867m)へ向かいます[約6時間]


ほぼほぼ平坦な山道がしばらく続きます。


遠くに見えるあの山がエベレストです。ネパールを知り尽くすガイドさんが撮ってくれたので間違い無いでしょう。


この日も天気が良く、気持ちよくトレッキングができました(但し, この砂埃だけは否めません…)

ダンポチェ – ディンボチェ(4350m)

人生初の4000m越え、ディンボチェ(4350m)へ向かいます[約7時間]
個人的な感想ですが、4000mを越えると一気に酸素が薄く感じました。少しでも急な登り坂があるとすぐに息が荒れますし、自分のペースを考えながら、焦らずゆっくり登ることを心掛けました。日中は気温が上昇するので、常に上着の調整が必要になってきます。


山道に雪山も見え始め(どれがどの山だか分からないことが多い…)景色もより一層美しさを増してきます


奥に見えるのがディンボチェ(4350m)の街になります。天気が晴れている間にディンボチェに無事着くことができました。


15時頃から雪が降り始めて、気温は下がりあっという間に辺り一面雪景色と変わります。


次の日は高地順応兼ねてのんびり過ごします。天気も良くなったので散歩に出かけました


標高4400mで湯を沸かして飲むお茶が美味しい!!! お湯を沸かすぐらいで調理はしてませんが、カップヌードルを作って食べたり非日常的なことも味わうことができました


朝方(4:30頃), 日が登る寸前は満点の星が輝いてました!!!


同時刻には天の川も見れました! 夜間は雲が多く星も全く見れないことがあるので、星空を見るなら朝方がベストです!

ディンボチェ – ロブチェ(4900m)

本日はロブチェ(4900m)へ向かいます[約7時間]
前日は夜中に何度も目が冷める。。。負の夢を見ることがほとんどでした。息が苦しくなったり、高山病でそのまま死ぬケース。縁起が悪いですね; 気持ち悪くなり、早く下山したいって気持ちばかりが強くなってきて寝ることすら恐怖を感じることもありました。朝目が覚めて日が出てるのを確認すると少し落ち着いてきます。高山病の薬を飲み、トレッキングシューズの靴紐を結び、今日も出発だ! と気合いを入れる。


エベレスト街道トレッキング後半は世界もガラッと変わってきます。ディンボチェ – ロブチェ間の前半はなだらかな道が続き360度写真スポットでもある。


ディンボチェ – ロブチェ間の後半は岩場も多くなってきて、トレッキングシューズの重要性を感じてきます。道中、エベレストに挑んで亡くなった方達の墓標が並んでいました。そしてロブチェへとたどり着く。

ロブチェ – ベースキャンプ(5360m)

ついにエベレスト街道トレッキングの最終章です。村としては最標高度のゴラクシェプ(5140m)まで向かい、宿で荷物を預けて、そこから最後拠点のベースキャンプを目指します!

個人的な懸念点が2つ

一つが天気:12時過ぎにロブチェは雪が降り始めているのでゴラクシェプで雪が降り始めてたらベースキャンプに向かうのは難しい。

もう一つが高山病:頭が痛いのを仲間にも心配されていて、ロブチェに来るまでもかなり足手纏いでしたので、一緒に行動するのも辛く感じます。

そんな思いを胸に秘めつつ、ロブチェを後にしました。


ゴラクシェプ(5140m)にある標識:カラパタール(5550m)とベースキャンプ(5360m)が矢印で表示されています。ゴラクシェプに着いたのが朝9時30分、天気も快晴でベースキャンプまで歩いていける十分な時間は残っていました。ロッジに荷物を置いて、最後の拠点:ベースキャンプまで向かいます! 体力は申し分なく、あとは気持ちとの戦いになります!!!


遠方(写真中央)にベースキャンプが見えてきます。既に標高も5000mを越えて酸素濃度は平地の50%となりますが、ここまで来ると気持ちや足取りも軽くなってきます。


息が上がらないようペースをコントロールしながら、無我夢中で一歩一歩地面を踏みしめていきます。そして…


ついにベースキャンプまで辿り着くことができました!!! 何度も何度も挫けそうになりましたが、ここまで辿り着いて、立ち止まってみて感じたこと、、、達成感と共に ありがとう という言葉。。。


ここまで来るのに自分を支えてくれた仲間が2人いました。もしかしたら一人ではここまで来れなかったかもしれません! エベレストキャンプに向かう前日、熱だか、高山病だか、気分が悪くて何がなんだか分からない症状に陥ってました。夕飯前、二人が僕の体調を気遣ってくれて、インドネシア人の彼は、顔が真っ白だよとストーブの前に席が空いてるのを譲ってくれました。イタリア人の彼は、夜寝る時に足元に置くといいよ!と、ホッカイロをくれました。みんなの優しさに泣きそうになり、、、否、半分泣いていた前日。そんな出来事もあり、この二人とここに来れたことは生涯忘れられない最高の思い出になりました!!!

ありがとう!!!

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カテゴリー: トレッキング

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