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世界料理ランキング(アフリカ編) 5選
世界一周100ヶ国を回った私が, 現地で食べて衝撃を受けた料理を挙げてみました!
タジン(Tajine)[モロッコ]
タジンとは、とんがり帽子のような蓋が特徴的な土鍋のことを指していたが、現在はこの土鍋で作られる料理全般のことを表す。タジン鍋の独特の形により、簡単に食材の水分だけで調理することができることから家庭でも日常的に食べられている。値段はレストランに寄ってまばらであり、地元民が愛する大衆レストランで30DH(約440円〜), 観光地レストランで70DH(880円〜) 高級レストランで200DH(約2200円〜)と異なってくる
写真はTajine poulet citron : (Poulet:鶏肉, citron:レモン)。野菜が入っていて家庭でも作るようなとても一般的なタジン。じゃがいもと人参はよく使われる食材の一つ、とても柔らかく煮込んであり、モロッコレモンで味付けされている レストラン:Tajin Darna マラケシュのフナ広場内 30DH(約440円)
写真はTajine mince(with kefta and eggs) : ビーフのミンスと卵を絡ませたタジン。野菜が入っていないと少しボリュームにも欠けてくる。砂漠ツアー中に訪れたレストランなので割高料金 70DH(約880円)
写真はTajine de Gambas(Gambas:エビ) : 観光地ではエビやイカなど海鮮類を使用したタジンもあります(あまり家庭では作られない)。エビのアヒージョのような味で付け合わせとして贅沢な一品料理 レストラン:Beldi Bab Ssour シャウエンにある観光客に人気のレストラン 45DH(約500円)
コシャリ(koshary)[エジプト]
言わずと知れたエジプト料理の代表です。コシャリとは「混ぜる」という意味になり、ご飯、マカロニ、スパゲッティーを混ぜた物に、フライドオニオン、ヒヨコマメをトッピングしてトマトソースをかけて食べます。イメージとしてはトマトソーススパゲティーです。これが何と言っても低価格で美味しい! エジプト北部から中部(観光地だとカイロ・ルクソール)などでは結構どこでも食べれます。値段は : 小サイズで5ポンド程(約30円), 中サイズ10ポンド程(約60円), 大サイズ15ポンド程(約90円), と大きさによって比例して値段が上がっていきますが、基本的に小サイズで十分です。器が大きくなっていくのに対し量は比例しません(エジプトあるある)
ピラウ(Pilau)[ケニア]
日本語で言う「ピラフ」です。ピラウはトルコ料理として有名ですが、中東地域だけでなくアフリカでも食べられています。クミン、カルダモン、クローブなどのスパイスを入れて炊き込んであり、全体はほんのり甘く、肉の旨みが出てとても美味しいです。写真はPilau Ng’ombe(牛ピラフ)、トマトと玉ねぎの酢漬けがセットで 230KSH=約254円。 ケニアでは, 牛(230KSH), 羊(260KSH), 鳥(320KSH)という順番に値段が高くなります。
ニャマチョマ(Nyama Choma)[タンザニア]
現地のスワヒリ語でグリルした肉のことを指します(「Nyama = 肉」「Choma = 焼く」)。お肉の種類は牛肉(Ng’ombe)、豚肉(Nguruwe)、鶏肉(Kuku)、あとは羊肉があり、牛肉を取り扱う店が多く見られます。基本的にニャマチョマ(Nyama Choma)は牛の焼肉が提供されます。店によって異なりますが5000TZS(500g)=約245円, 10000TZS(1kg)=約490円。上写真がNyama Choma(牛), 下写真がNguruwe Choma(豚)。
イボイノシシ[南アフリカ]
南アフリカ・ナミビアでは、野生動物の肉を食べることができます。その一つがイボイノシシ、どのレストランもスペアリブで提供されることが多いです。気になるお味は、よく食べる豚や羊のスペアリブと味は似ています(豚とイノシシは見た目も何となく似てるし!?)。骨の周りは旨みの多い赤身肉で、しっかり煮込んであり柔らかく濃厚な味わいでした。スペアリブは、あの骨つきの部分をワイルドにかぶりついて食べる美味しい部位! 値段が安ければ何度でも食べたいお肉の一つです。今回は、ケープタウンにあるレストラン[ARNOLD’S ON KLOOF]でいただきました。 肉の量は500g, 185ZAR(約1600円)