フルマラソン参加を決意したきっかけ

2008年2月 中学時代の友人が東京マラソンを完走したということを耳にする。尊敬のまなざしと共に、一般人でも頑張れば走れるのか?そんな思いが私の頭を過ぎりました。マンネリ化した生活から一歩抜け出したい!!!そう考えた私はスポーツジムに通い始めることを決意する。スポーツジムに通い始めると、体を動かして汗を流すのが気持ちよく感じるようになり、マラソン大会に参加したこともない一般人の私が、フルマラソンに挑戦してみたいと考えるようになりました。

マラソン大会の申し込み

マラソンに参加するには、まず思い切って大会の申し込みをしないといけません。
たまたまインターネットを眺めていた時, NAHAマラソン(沖縄県那覇市)の申し込みページを見つける。NAHAマラソンと言えば、那覇市とハワイ州ホノルル市の姉妹都市マラソンとして知られ、30000人を超える参加者になる国内トップクラスの規模の市民マラソン大会。東京マラソンは抽選になり参加できない可能性もあるので、 沖縄旅行も兼ねてNAHAマラソンに参加することを決意する。このNAHAマラソンへの挑戦が大きな人生の一歩になりました

初心者でもフルマラソン挑戦へ

初のマラソン大会 申込みから大会の日時まで半年余りしかありませんでしたが、初心者なりに3つのステップを踏んで練習を始めました。

<準備> ランニンググッズの購入
<基礎を知る> 自分に合ったフォームを見つける
<目標設定> 目標があればモチベーションが上がる

準備

準備として、ランニンググッズの購入から始めました。
自分の足に合った靴選びが大切になるので、ショップで相談しながらフルマラソン完走を目的として「クッション性」「安定感」で定評もあるアシックスのシューズ(NEW YORKシリーズ GT-2140)を購入。何とこのアシックスGTニューヨークは、世界で最も売れているランニングシューズとして知られています[初心者がシューズ選びに迷ったらこの一本ですね!]
そして装備は、次第にランニングウェア[ワコール:CW-X 柔流]、ランニングパンツ[アシックス]、サポートタイツ[ワコール:CW-X(スタビライクスモデル)]と揃えていきました。
サポートタイツは, 様々な種類がある中でCW-Xスタビライクスモデルを選択。スポーツ時の衝撃緩和、筋肉疲労軽減など多機能性を持つCW-Xですが, もしフルマラソンを目的でランニングを始めるのであればスタビライクスモデルをお勧めします。他のモデルを試したことがないので比較はできませんが, 運動時のサポート力は初心者も実感できます。気がつけばCW-Xがランニング時に欠かせない存在になっていました

走り方の基礎を知る

フルマラソンに出場するには、長い距離を続けて走れるようにならなければなりません。それには練習が大事ですが、怪我をしないためにもまずは自分に合ったフォームを見つけることが大切です
ランニング業界では, よく以下のことも言われています
・目線は足元ではなくなるべく前を見る
・アゴを上げない, 姿勢をそらない
・腰の位置を高く水平な状態を保つ
・腕を前ではなく後ろに引くように振る

無駄のない走りをしない! 姿勢を正すことで, 全身のチカラが自然と抜けて楽に走れます(気がします) 腰の位置、体重移動、姿勢と練習を重ねながらも自分に適したフォームを見つけるようになりました

目標設定

日々の生活を送りながら練習を続けるというのは、簡単なことではありませんでした。。仕事が忙しかったり、体が疲れていたりすると、ついサボってしまいたくなるものです。そんなときモチベーションを上げてくれるのが目標でした。

フルマラソン 初挑戦 完走!!!
-> 大きな目標に「フルマラソンで完走する」ということが挙げられます。

市民マラソンランナー憧れのサブ4
-> 練習を重ねる度に次第に走力がついてくると、完走タイムを目標するようになりました。それが、市民マラソンランナー憧れのサブ4達成になります。[sub 〜 ]には「〜より下」の意味がありまして、マラソンを4時間未満で完走することになります。

魔裟斗 3:51:14 (09東京)意識
-> その裏には、憧れでもある K−1 MAX 元世界王者の魔裟斗選手が 09年 東京マラソンにて 3:51:14で完走したタイムを意識してということもあります。

そうやって目標意識を持つことにより、辛いときでも常に完走した自分の姿をイメージしながらトレーニングしてきました。

NAHAマラソン(2009)挑戦へ

NAHAマラソンのキャッチコピー『走るあなたが主役です』

ついに42.195kmを走る 未知の世界に挑戦する日がやってくる。初マラソンということで、特に30kmから脚が持つかの不安もありましたが、当日は案外落ち着いていて、沖縄の祭りなので楽しむことを第一に、そしてトレーニングの成果が出るよう気合いを入れていくことにしました。

NAHAマラソンの特徴は以下(初マラソンとしては若干厳しい条件です)
・国際通りは2車線だったり、ひめゆり通りを抜けて最初の5kmまでは道も狭く序盤はほとんど走れない
・完全に交通規制がされない(車が通る可能性もある)
・那覇市特有で平地がほとんどなく、小さなアップダウンが多い
・沖縄の気温だとすぐに汗をかいて脱水症状になりやすい

序盤 周りのペースが遅く感じる
序盤から人の合間を潜り抜けては前へ前へと進みました(完全に気持ちが先走っています)。その気持ちを落ち着かせて、自分のペースで走り始められたのは沿道からの応援でした。

10km付近 途絶えることのない声援
前を見ても横を見ても暖かく応援してくれる人がいます。
那覇市民やボランティアの方々、給水所以外でもたくさんの人がいてランナーを見守っていてくれます。

21km付近 難なく21km地点に到着
タイムは1時間50分を計測、思った以上にスピードを上げていることに気付きましたが、とりあえずそのままペースを保ち続けることにしました。
給水所にある[黒糖の甘味] [塩のしょっぱさ] [梅のすっぱさ] 全てが走るエネルギーとして蓄えられました。 小さい子供にもらったせっかくもらったバナナ、 皮を剥いた瞬間に落としてしまったりとか(ごめんなさい;)、手の込んだオニギリ、沖縄ソバまで食べられるとはビックリしました!

30km付近 ポイントになるのは30km以降
マラソンには30kmの壁あると言われています。筋肉のグリコーゲンが減少して、大幅な失速や、筋肉が働かなくなり脚が止まってしまうこともあります。

NAHAマラソンの後半は海が見えて風も心地よく感じるはずなんですが、完全に足を使い切ってることに気づきはじめます; この30kmを超えてからの未知の領域、足が重くなり辛さを感じてくる。。。 それでも脚を止めるということは絶対にしない。

途絶えることのない声援。前を見ても横を見ても暖かく応援してくれる人がいます。 那覇市民やボランティアの方々、給水所以外でもたくさんの人がいてランナーを見守っていてくれます。 [ちばりよー(頑張れ)]という横断幕を持って応援してくれる方もいました。 『頑張れ〜っ!』という声援が何よりも励みになり、 ハイタッチをしてくれる人には最大の勇気をもらいました。手を差し伸べてくれて声援を送ってくれる人には、欠かさずハイタッチ!

そんな、そんな感動のドラマの数々が広がっていくのです。 ついには、レース中に感極まって涙がボロボロと。。。

34km 後半 あと7km、あとたった7km走り切れば完走!!!
その、あと○kmで完走という文字を頭に何度も過ぎらせながら走ることに。 残り5km、ペースを上げようにも 脚のほうがついていけない状態に;
それでも どうにか最後の1kmの看板がみえるところまで辿り着くことに。 時計針を見る限り 目標のサブ4を狙える十分な時間が残っている。 そして最後の550メートルからは、サブ4狙いの人がラストスパートを掛けるので、その流れに乗りトラックに入ってからは自分も追い上げのダッシュを仕掛けます。

そして、長い長い42.195kmを走りきりゴールラインに辿り着きました。ゴールラインに辿り着いたときには、全ての実力を出し切ったと満足に浸り小さなガッツポーズ

[まとめ] マラソン大会を経て

完走&目標達成!!!
スタートラインからのタイムは、参考記録で3:57:43と目標にしていたサブ4(3時間台)を達成! 順位は2491/35000位と上位10%以内に入っていました!
フルマラソン参加を決意したきっかけは本当に単純なものでしたが、私はランニングを通して、自分自身と真剣に向き合うきっかけとなり、技術的にも人間的にも大きく成長できたと感じています。

最後に

「24時間は誰もが平等に与えられたチャンスの時間」
この言葉は、Qちゃんこと高橋直子選手が 2005年の東京国際女子マラソン優勝インタビューでのコメントになります。

この言葉を聞いたとき、雷に打たれる程の衝撃をうけました。人間が何かに挑戦しようとしても諦めてしまうとき、ほとんどの人が言い訳にするのが時間がなかった。 私も人生を生きてきた中で 数え切れないほど言った覚えがあります。人は、性格も育った環境も異なりますが、24時間という時間は皆が共通して持っているものですよね。

そう考えたとき、この言葉を胸に24時間を大切に生きたいと思うようになりました。

「24時間は誰もが平等に与えられたチャンスの時間」

その言葉を胸に、今日、そして明日と生きていこうと思います。(最後マラソンの話から脱線しました;)

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カテゴリー: マラソン

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