リアルタイムでは, 世界一周を終えて, 日本で[のほほん]と生活しながら今後のスケジュールを考察中(ㆀ˘・з・˘)
最後の晩餐に迫る
[最後の晩餐]はレオナルド・ダ・ヴィンチによるキリスト教の聖書に登場するイエス・キリストの最後の晩餐の情景を描いた絵画. イエスが十字架に処せられる前日に12人の弟子(十二使徒)たちと共にした食事であり, イエスはこの食事が[最後の晩餐]になることを預言される. 晩餐の席上, イエスは[12弟子の中の一人(ユダ)が私を裏切る]ことを予告している. [イエスの死]と[ユダの裏切り]を調べてからこの作品を見ると非常に興味がそそられます!
また, 西洋絵画では, 一般的に壁画や天井画にはフレスコ画の技法を用いる. しかし, この作品はフレスコ画ではなく完全に乾いた壁の上にテンペラ画の技法で描かれている.
ブログ内でフレスコ画技法が用いられている作品登場記事
作者 レオナルド・ダ・ヴィンチ
製作年 1495年 – 1498年
種類 壁画、テンペラ
寸法 420cm × 910cm(170in × 360in)
所蔵 サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院、ミラノ
出典:wikipedia
[実体験]当日券で入場できる方法
[最後の晩餐]は, 保護のために厳重な管理下に置かれています. 見学は完全予約制となり, 公式サイトから予約をするか, 旅行代理店などに依頼することになる. ただこの予約ですが, 3ヶ月先まで埋まっていることも多く, 予約をすることはほぼ不可能になります.
チケットを予め持っていないと旅行のスケジュールが立てられない, 当日券を入手することは本当に可能なのか!?, など不安になることもありますが, 当日券を手に入れられる可能性は結構高いです! [最後の晩餐]を見学する日は1日フリーにするぐらいの気持ちで挑みましょう!
当日券を手に入れる流れ(至って簡単)
・チケットオフィスに向かう
・当日券を購入できるか確認する
・購入(ㆀ˘・з・˘)
まずはマリア・デッレ・グラッツィエ教会を目指します!
チケットオフィスは教会すぐ横50mぐらい歩いた場所にあります
チケットオフィスは8:15から開くので, できれば30分前の7:30 – 7:45頃には到着することをお勧めします. 8:00過ぎると, キャンセル待ちや当日券を目当てにして, 長蛇の列になることが多いです
午後15:45に予約キャンセルがあったということで無事に購入できました! 当日券なので時間の指定はできません 価格は10ユーロ(ネット予約だと12ユーロ)
アクセス
サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会(Santa Maria delle Grazie)
・住所: Piazza Santa Maria delle Grazie, 2 MILANO – ITALY
・アクセス:マーストリヒト駅から徒歩で約15分
・公式サイト : http://www.cenacolovinciano.net/
・入場料金 : 12ユーロ(ネット予約) 10ユーロ(当日券) クレジットカード使用可
・休館日 : 毎週月曜日
・入館時間 : 8:15~18:45
最後の晩餐に心奪われる・・・
世界遺産(文化遺産)にも登録されているサンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会(レオナルド・ダ・ヴィンチの[最後の晩餐]含む), 協会は時間帯関係なく入場できますが, [最後の晩餐]が飾っている部屋の入場のみ, 見学できるのはわずか15分のみ. 25人を1グループとして, 15分交代で見学する仕組みとなっています.
サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会(Santa Maria delle Grazie)内部
そして目的である[最後の晩餐]へ! 時間指定の15分前に集合する様に指定されます(指定時間に遅れると入場は不可能なので時間厳守)
セキュリティーチェックがあり, カメラ, 携帯電話, 貴重品ぐらいしか持ち込むことができません. 大きな荷物は, チケットカウンターに無料のロッカーがあるので預けることができます.
そして入場. [最後の晩餐]が厳重管理されている部屋へ案内される
室内は若干涼しく空調が効いている, きっと絵を保つためだろう. 室内は[カメラ撮影OK,フラッシュ禁止,ビデオ撮影も禁止(2018年現在)]
[携帯カメラでの撮影]:写真一枚に収まっていますが, 寸法:420cm(4m20cm) × 910cm(9m10cm)と その大きさには唾を飲み込むほどの存在感があります. そしてこれが壁画だということ! 1495年から3年もの年月をかけて完成させたこの作品, レオナルド・ダ・ヴィンチの数少ない[完成した]ものになります
絵の中の登場人物:イエスと12弟子
[一眼レフカメラでの撮影]: 携帯のほうが鮮明に撮れている気もしますが, 実際に生で観た感じは一眼レフで撮った写真のほうが近かったです
[最後の晩餐]の反対側にも別のフレスコ画があります
500年近くこの場所保存されている[最後の晩餐]. 第二次世界大戦時, アメリカ軍の空爆によりミラノの大半の建造物が全滅した中, 奇跡的に残ったこの食堂. 16世紀から20世紀にかけて何度も修復が繰り返されて, 今この場所に残っているのが奇跡かもしれません! あっという間の15分でしたが圧巻の一言です. イタリア, ミラノに旅行の際は是非ともこの壁画を鑑賞して頂きたいです. それだけ価値のある作品でした!