死海とは
世界一周はネパールのトレッキングを終えて、現在はヨルダンを旅しています。ヨルダンの主要観光スポットの一つとして取り上げられるのが死海(Dead Sea)、当時はここも海だったらしいですが、地殻変動で隆起し水分が減ったこと塩分濃度が増し、今の死海が出来上がったとのこと。塩分濃度がとても高く生物が生きることができないからDead Seaと言うそうです。死海では本当に死海で浮くことはできるのか?
死海へのアクセス方法(ヨルダン側)
イスラエル側から死海へ行く際は、直接ローカルバスが運行していているのでアクセスが容易なのですが、ヨルダン側から行く際は自力で交通手段を確保する必要があります。旅行者が使用している手段が以下の2つ。
・バスターミナル(Al-Muhajereen)からローカルバンに乗り『ラーマ(Ar Rama)[最寄りの街]行き』そこからタクシーを拾って死海に行く方法
・人数を集めてタクシーをチャーター(往復)する方法
それぞれ利点がありますが、多少時間が掛かっても安価で行けるローカル交通機関を駆使して向かうことにしました。
死海には泳げるビーチが3ヶ所あります
Free beach [無料ビーチ] 死海がある場所は全て同じとのことで無料ビーチを選択!!
Amman beach[有料]
Private beech?[有料]
[掛かった費用]
往路
①ローカルバス バスターミナル(Al-Muhajereen)行き 0.4JD
②ローカルバス ラーマ(Ar Rama)行き 0.95JD
③タクシー Free Beachまで 3JD
復路
①ヒッチハイク ラーマ(Ar Rama)まで
②ローカルバス バスターミナル(Al-Muhajereen)行き 0.95JD
③徒歩 バスターミナルから宿
合計:5.2JD(約800円) [レート: 1JD = 150JPY(2018年5月現在)]
注意:タクシーの運転手には、念を押して[Free Beachで降りる!!!]と伝えておきましょう。有料ビーチまで乗せるとマージン(手当)がもらえる様で、強引に有料ビーチまで連れて行こうとするドライバーがいます
ポイント:死海からラーマまでバスがないので、帰りもタクシーを捕まえる必要がありますが、タクシーを見つけるのに苦労し、ヒッチハイクをすることにしました(ネットにヒッチハイクができると情報があり)。ヨルダン人は観光者に対してとても親切な人が多く、無料で車に乗せてくれました。
死海で浮くことは可能か!?
無料ビーチで降りると辺りはこんな感じになります。境界線の向こうがAmman Beach, 手前がFree Beachになり、フェンスで区切られてますがにビーチ自体は隣にありました。
歩いてビーチに近づくと塩の塊があちこちに広がっているのが確認できます。
少し進むと海のマーブル色の正体が確認できます! 塩の塊です!!! それにしても海の透明度にびっくり!
本当に浮くのか!? 半信半疑でありドキドキしている瞬間です!!!
何と!!! 浮いてる!!!!!
お馴染みの本を読んでるポーズで!!!
簡単に浮いてる様で、実はこの体制を維持するのに少し腹筋を使ってます(笑
何か楽しそう!?
帰路で出会ったドライバーとの2ショット写真。パレスチナ人だそうでアラビア語しか話せませんでした。言葉が通じなくても何となくジェスチャーで会話をする。無料でバスターミナルまで乗せてくれてありがとう!!!
そして帰り道で気づいたことが、塩だらけ…
天気も良く海水浴日和でした! ヨルダン側は庶民が気軽に遊びに来れる場所、イスラエル側は極上のリゾート地と言うイメージです。ヨルダン側も、有料ビーチを使用すれば、ロッカールームや塩水を流すシャワー、ビーチパラソルやチェアなども使用でき快適に過ごせるそうです。皆さんも一度、機会があれば騙されたと思って死海に訪れてみてください。びっくりするほと本当に浮きました!!!