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バチカン美術館とは
バチカン市国にある[バチカン美術館]では、歴代の教皇によって500年以上もかけて集められたコレクションが展示されています. その中でも特に有名なのが、ミケランジェロが描いた[最後の審判]のあるシスティーナ礼拝堂, と「アテネの学堂」のあるラファエロの間になります。
バチカン美術館のオンライン予約について
バチカン美術館のオンライン予約は, 一週間ほど先までFull(満員)だったので朝一の観光を考察しました. 見学は時間帯を決めて予約することもできますが, 飛び込みで足を運び, チケットを購入してそのまま入場することも可能です. ただし, チケットを持たない観光客が1日に何十, 何百人といて, 美術館自体が非常に狭く入場制限が掛かるので, 出来る限り早い時間帯から並び見学するのがお勧めです
バチカン美術館のアクセス
アクセス
バチカン美術館
・住所:Citta del Vaticano
・アクセス:
・公式サイト :
・入場料金 :
・休館日 : 日曜日
・入館時間 : 9時~18時(最終入場16時)
注意点
・荷物の持ち込み禁止(有料の)
・バチカン美術館内はカメラ・ビデオ撮影が許可されていますが [システィーナ礼拝堂]だけは全面撮影禁止
注意点
地図のギャラリー
地図のギャラリーは16世紀に作られた[イタリア各地の地図]が, 廊下の両側に展示されているギャラリーです. 一方通行で人集りになり一歩たりとも戻ることはできません(休憩などもってのほか, 通り過ぎるのみ…)
廊下の両側に展示されているイタリアの地図 そして観光客!!!
そして, 天井は豪華な絵画と彫刻で埋め尽くされています! どうも天井の輝きに目がいきがちですが, ここの間は両壁に描かれている地図の絵画がポイントなります. ですが, 狭い廊下でゆっくり観ることもできず天井ばかり
[アテネの学堂] ラファエロ作
バチカン美術館(宮殿)には, [ラファエロの間]と呼ばれる4つの部屋([署名の間][ヘリオドロスの間][火災の間][コンスタンティヌスの間])があります. その部屋の中でも[署名の間]に描かれているラファエロ作のフレスコ画[アテネの学堂]は必見です!
プラトン, アリストテレス, ゼノン, エピクレス, ソクラテス, ヘラクレイトス, ピタゴラス, アレクサンダー大王と当時の偉人が集結
絵画中央にはプラトン(左)とアリストテレス(右)
・プラトン(モデルはレオナルド・ダ・ヴィンチ) 手には自著[ティマイオス]を持っている
・アリストテレス 手には自著[ニコマコス倫理学]を持っている
入場チケットのデザインとして, プラトンとアリストテレスが登場しています
哲学者ヘラクレイトス
数学者ピタゴラス(ピタゴラスの定理やピタゴラス音律で有名な数学者)
アレクサンドロス3世(アレクサンダー大王) 左の鎧を着ている人物
哲学者ソクラテス(プラトンやアリストテレスなどの師匠) 右の茶色のローブを着ている人物
[最後の審判]ミケランジェロ作
ミケランジェロ[最後の審判]: ルネサンス期の芸術家ミケランジェロの代表作で, バチカン美術館(宮殿)のシスティーナ礼拝堂(Cappella Sistna)の祭壇に描かれたフレスコ画になります. システィーナ礼拝堂は撮影禁止になり残念ながら写真はありません(なぜこの礼拝堂だけ写真禁止かは不明) ルールを守らず写真を撮っている人がいましたがしっかり注意されていました.
[画像はwikipediaから拝借]
[アダムの創造]ミケランジェロ作
[アダムの創造(Creazione di Adamo)]は, ルネサンス盛期の芸術家ミケランジェロが ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂(Cappella Sistna)の天井に描いたフレスコ画の一部. 1511年頃の作品で 旧約聖書の[創世記]に記された神が 最初の人類たるアダムに生命を吹き込む場面を表現しているとされている. 天井に描かれているフラスコ画は非常に多いので, 血眼になって探す必要があります
この作品の内容は, 神がアダムに指先から命を吹き込んでいる場面 となり, 神とアダムの指先が今にも触れようとしている場面は 人間性を表すのに有名となり非常に多くのドラマや映画などでも取り上げられています
取り上げられた作品
・[E.T.(映画)] : E.T.とエリオットが指と指を合わせるシーン(深い絆で結ばれる場面)
・[魔女の条件(99年TBS)] : ドラマ作品内で何度も登場
[画像はwikipediaから拝借(システィーナ礼拝堂は撮影禁止)]