[世界三大瀑布] イグアスの滝 悪魔の喉笛で感じる大自然のパワー

イグアスの滝は 南米大陸:アルゼンチン/ブラジルに跨る滝 ユネスコの世界遺産に登録されている

世界三大瀑布（せかいさんだいばくふ）とは 主に日本において使用される用語であり 世界で特に有名な3つの滝を意味する. 一般的に南アメリカ大陸のアルゼンチンとブラジルにまたがるイグアスの滝, アフリカ大陸のジンバブエとザンビアにまたがるヴィクトリアの滝, 北アメリカ大陸のアメリカ合衆国とカナダにまたがるナイアガラの滝の3つの滝を指す. いずれの滝も2国間にまたがっていることが特徴であり 国境の役割も果たしている. 明確な基準がある訳ではなく選定された経緯は不明. ちなみに 落差が最大の滝は南アメリカ大陸ベネズエラのエンジェルフォールだが世界三大瀑布に数えられることはほとんど無い 出典：wikipedia

アメリカのエレノア・ルーズベルト大統領夫人が訪れた際、イグアスの滝を見た夫人が「My poor Niagara… (かわいそうなナイアガラ…)」と言ったとされる話は有名で, 規模はナイアガラを大きく上回る 出典：wikipedia

イグアス最大の魅力は圧倒的な水量を誇る[悪魔の喉笛(Garganta Del Diablo)] 悪魔の喉笛の名前の由来は, その下の岩に打ち付ける滝の音が 悪魔が唸り声を上げている様に聞こえるから…

イグアスの滝(アルゼンチン側)はPuerto Iguazuの市内中心部から公共バスが利用できます. 路線は, Puerto Iguazuのバスターミナルから滝の入口まで直行するためアクセスには便利です(所要時間はバスターミナルから滝の入口まで約30分程度) 運行時間は, 朝6時から夜8時まで30 – 1時間おきと頻繁に出発しており1日あたり約40本のバスが運行されています.

旅行者が使用している手段が以下の2つ
・市内中心部から公共バスを利用する方法
・人数を集めてタクシーをチャーターする方法

市内からのアクセスがとてもいいので, 往路はタクシーをチャーター, 帰路はバスを利用することにしました

[掛かった費用(2019年)]
入場料 700ペソ = 約1850円
復路 タクシー 600ペソ / 4人 = 約400円(人数が集まればタクシーの方が安価)
復路 バス 160ペソ 約430円
※ 2019/2/17-4/7(50日間) 1ペソ 2.68円

Puerto Iguazuの市内中心部から利用したタクシー

復路で使用したバス

バスのスケジュール表

イグアスの滝全体の地図: 写真左(緑枠)がブラジル側 写真右(青枠)がアルゼンチン側

アルゼンチン側の遊歩道コースの参考距離と時間: ゆっくりと滝を観光しながらの時間だと思うが, とてもでないが全ての遊歩道を見て回るのは難しいと感じるほど敷地が広い お勧めは★のコース
緑コース: 600m 15分
青コース: 1750m 120分 ★Upper Ciruit(上部から滝を見渡すことができる遊歩道)
橙コース: 2200m 120分 ★Devil’s Throat(悪魔の喉笛) 一番のお勧めコース
黄コース: 1700m 90分 ★Lower Ciruit(下部から滝を見上げることができる遊歩道)
赤コース: 700m 120分
茶コース: 7000m 180分

下部から滝を見上げることができる遊歩道. 大迫力の滝壺の近くでは水しぶきを浴びることもできます

上部から滝を見渡すことができる. 滝壺の近くでは水しぶきを浴びることもできます

この人が多く集まる場所, イグアスの滝で最も有名でハイライトな観光名所, 最大落差80メートル以上を誇る[悪魔の喉笛(Garganta del Diablo)] アルゼンチン側の入り口近くに駅がありトロッコ列車で数分(無料) 展望橋をおよそ1km歩くと滝壺を覗き込める展望台が現れます. ゴオオッッッッッッッッと体の芯まで揺らす轟音が響き渡り周囲は滝しぶきに包まれています

展望台にいる人を割り込んで写真撮影(笑

イグアスの滝は南アメリカ大陸に位置し, アルゼンチンとブラジルにまたがる自然景観の一つです. アルゼンチン側とブラジル側では、異なる景色や滝の見どころがあります. アルゼンチン側は滝に間近で近づくことができブラジル側は滝の全景を一望できます. 両方の国立公園で自然の力強さを感じ雄大な景色を堪能することができます. 時間があれば是非!!! 両側を訪れてその素晴らしさを体感してみてください

※展望台があり滝を遠くから眺めることができるブラジル側, 滝自体を間近で見ることができるアルゼンチン側!!! アルゼンチン側ではジャングルの植物や野生動物も観察できます