世界最恐都市 ヨハネスブルグ

世界最恐都市と呼ばれている南アフリカの都市ヨハネスブルグ. ボツワナの首都 ハボローネ(Gaborone)からヨハネスブルグ(Johannesburg)までバスで向かっていた. アフリカあるあるの人が集まるまで出発しない方式, 予想外にヨハネスブルグに着くのが真夜中になりそうだった

ヨハネスブルグは, 人づてからも相当危ないことを耳にしていた. 昼間でも関係なく外国人に対しての首絞め強盗は日常茶飯事. 数日前にバスハイジャック事件(2018年7月22日 銃撃を受け11名死亡)があり, 街中を歩いていた旅友も首絞め強盗に合っている. しかし, この街を通らずして最南端のケープタウンまでは辿り着くことはできない

バスの中からでも感じる大都会. 市内中心から30knほど離れたところから様々なネオンが光り、ファストフードだとKFC, マクドナルド, バーガーキング, ナンドス, 大きなデパートやスーパーではお馴染みのショップライト(Shoprite), ウールワース(Woolworths)などを見かけた. どこを見ても危なそうな雰囲気はなく, それでも治安は悪いんだなーという感じで窓越しから眺めていました

更に市内に近づくと, あたりはマンション, 高層ビル, オフィスも目立つように. しかし, 路上を見てみるとゴミだらけ… 感覚的に30-50m毎にゴミ箱が設置されてるにも関わらず, ゴミ箱は溢れかえってたり, 周りにもゴミ, 寝ているホームレスなどもちらほら見かけるようになる

そしてバスは, 市内のバスステーションに到着

マクドナルドは24時間営業

バスステーションについたのが夜の21:00過ぎ. バスステーションに隣接されている24H OpenのKFCを発見し, 宿泊先を考察することにする. 200MのFree Wifiがあり, 低スピードながら調べることぐらいはできました. ただ, 飲食をしていると, 不良者が店内にも関わらず声を掛けて物乞いをしてきます… 従業員は英語を話せる, 店内で監視カメラもしっかり備わっているので下手なことはしてこないだろうと腹をくくっていましたが, 正直何が起きてもおかしくはありません.

この時間からホテルに移動するのも物騒ということもあり, 念のため従業員には朝まで店内にいる許可はいただく. そんなこんなで時間を潰していると警察が店内に入ってきて声を掛けてくる.

ここに滞在するのは危険だから認められない, 移動しなさいと. 移動!? 宿泊する場所を提供してくれるとのこと! 家がない孤児, ホームレスの人たちのために宿泊施設を設けているとのこと. ありがたく使用させてもらうことに決める


KFC 67.9ZAR(約560円) Double colonel バーガーセット

ホームレス施設でお世話になる

暗い夜道を複数のセキュリティーガードに連れられて宿泊施設へ. セキュリティーガードが一緒と言えど, 世界最恐都市と呼ばれているヨハネスブルグの夜道を歩くのはドキドキする. そしてバスターミナルの裏側に大きな倉庫らしき建物があり, シャッターを開けてもらうとそこには… 宿泊施設を想像するも希望とは程遠い倉庫. 机と椅子が並べてあり人々がうずくまって寝ている…? ここなら安全とのこと… 南アフリカ初日はセキュリティーガードに声を掛けてもらった縁もあり, ホームレスの方々と一緒に一夜を過ごすことにしました

基本情報

  • ホームレス宿泊施設 無料 [2018/7/24-25 1泊]
  • 屋根, 机, 椅子, トイレあり
  • 1 ZAR(South African Rand) = 8.3 YEN 7/24-
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